人に頼らず自分に頼る

秋晴れの良い一日だった。感動するくらい優しい木漏れ日と紅葉にそまる木々、おだやかな、なんとおだやかな日だろうか。気持ち良すぎて猫と並んで窓際でゴロンと横になる。今日は息子らも出払い、何の予定も入れてなく暇だった。こういう瞬間に、ふと、こころの隙間に孤独が忍び寄る。さみしさを紛らわすために、知り合いにメールやチャットを投げてみるが返事がない。出かけているのだろう。

物音ひとつしない家の中でいると、世界でひとりっきり取り残されたような気分になる。孤独感。昨日までがバタバタの大忙しの毎日だから余計に静寂がせまりくる。暇だと自分が生産性のない人間に思えてくる。何もしていないと無意味な人生なのか。現代病なのだろうな。常にネットにつながって、情報に触れて、発信したり受信したり、流れが止まると、自分を見失う。

意識が外へ外へ向いているからだと思う。つまり、これは、人に頼っている状態だといえる。

こういう時は、腹をくくって、自分ととことんおしゃべりをする。

人に頼らず、自分に頼ろう。

よし、静寂の中、読書をしよう。

本日、図書館で借りてきた本は、『池上彰の世界の見方・東南アジア』

なぜこの本を選んだかというと、来春に東南アジアに2週間ほど旅にでるからだ。中田敦彦のYoutube大学でまずは予習をして、この本が紹介されていたというわけだ。東南アジアは何度も行っているが、実は歴史や政治についてきちんと理解していない。

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