あっという間に死ぬというメッセージ

本屋で立ち読み。

ぱっと目を引くタイトル。わかりやすい、伝わりやすい、しかし、この類の本はタイトルで引きつけて後半薄っぺらいことが多いからな。さっと読みだけど、いくつか重要だなと思ったこと。

自分の意志とは無関係に、人は、「人生の3つの理」から逃れることはできない。その3つとは、

死・孤独・責任

基本、普通は避けて通りたいし、考えても答えが出ないし、見てみぬふりをする。

   どうせ死ぬ

   どうせ孤独なのにつながろうとする

   どうせ責任をとらなければならないのに、それを自ら選ばないとならない

幸福感を決定するものは、「自己決定」。自分の人生は自分で舵を取る、という自己効力感。どうせ死ぬし、死ぬときはどうせ孤独だし、そしてすべて自己責任。そんな世知辛い人生を幸福に生きていくのに必要なことは、「自己決定」。自分の船のキャプテンは自分。そんなことはわかっている。わかっているさ。

でも、実は、割と、自分で決めているようで決めていない。世間体とか常識、根拠のない自信と不安、とか期待や依存。いろんな場面で、いろんなものや人に期待して依存していることは否めない。自分による自分のための自分の人生。依存や期待を断ち切り、依存のない人生を孤独に目指すのは、なんとなく味気ないし楽しくない気がとてもする。それが人生のゴールとは思えない。

「時間がない」「人生は短い」ではなく、現実は、ただ、「時間を無駄にして生きている」だいたい、言い訳してるよね。やる前にやらない言い訳を用意する。できないのではなく、やっていない。

さて、どう生きていくか。有限の時間の使い道

1.自分で変えられるものと変えられないものを区別しておく。変えられるもののみにフォーカスする

2.人生に対して主体的に参加せよ。

3.人生に苦は必要である。

毎日、自分の今ここにある人生に全集中。変えられるものは自分だけ。変えられるもの、変えるべきものに全集中。その途中で苦しいことがあっても、それは、過程。楽しめばよい。

人生って、結局、一日一日の積み重ね。ミルフィーユ構造。嫌だな、逃げたいな、って思って過ごした日の上に重なってできる明日。最低な日々が積み重なっているのに、嫌な日々の層に、ある日突然、素晴らしい一日が積み重なることはない。今日を最高の一日にしたら、明日はもっと最高な一日が来てくれるかもしれない。

嫌なことも自分の糧に。

あっという間だからね。

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