悩めるアラフィフだからして

悩めるアラフィフだ。

子育てがひと段落する年頃。平凡だけど無事にたどり着けた、と思う。金持ちでも貧乏でもなく、大成功でも大失敗でもなく、派手さはないけど地味すぎもしない、普通の人生、でもね、人生楽しいけど心の隅では鬱屈としていたりもする。年寄りなわけでもなく、でも若くもない。朝、鏡に映った自分に驚くことが増えてきた。で、人生100年時代だと、そんなこと若い頃きいてなかったよ。アラフィフの私たちは、人生後半戦をどう生きるか問題に直面していて、おそらく自分は、問題意識をかなり濃厚に持っている方だと思う。ポジティブにアグレッシブに立ち向かおうとしてバタバタしているところだ。Youtubeを見まくり、本を読み漁り、この先の50年という長いのだか短いのだかわからない時間の埋め方を必死に探す。明るい未来の道しるべとするべくブログを書き始める。

Youtuberが街頭インタビューするショート動画。アメリカで撮影されたものがほとんどだと思う。”What’s your biggest regret?”「人生の最大の後悔は何?」とド直球で聞いていくという動画だ。ほとんどの人が、「働きすぎなければよかった」「もっと旅に行けばよかった」「自分がやりたいことをやっていけばよかった」こんなのばかりだ。「お金をちゃんと貯めておけばよかった」この答えも多い。そして最後に残るのは人間関係。つまりは「後悔しない人生を」ということだ。

「私の後悔は何だ?」

ここを深堀してずっと考えている。

仕事、金、結婚の失敗、子育て、いや、考えたところで、どれも後悔はあるし、しかし、どれも大して後悔はしていないのも事実。ほとんど終わったことだしね。

何回も何回も人生を何周も思い返して、どこかに後悔が落ちていないか検証する。

一つだけ、やりたいのにやりきれなかったことがある。20代にちょびっとだけやったけど、振り切る勇気がなかった。それをやるお金もなかった。続けている人を羨ましく眺めながら、不安の少ない人生に戻った。他人目線で生きていたのだと思う。将来に対する不安が大きかった。常識から外れられなかった。30代、40代、忙しい単調な毎日に嫌気がさすとムクッと頭をもたげてくる。できないとわかっていながら、それでもいつも気持ちの片隅にこびりついていた。

「旅にでたい」

旅をしたいという純粋な気持ちが、年を重ねるにつれ、『行けないまま死ぬときに後悔する』という負のイメージを帯び始め、今や現実味を帯びている。『いつ行くの?今でしょ』という問答を心の中で繰り返す。

旅にでて何をしたいという明確な目的はもってはいない。目的はないのだ。旅にでる大義名分を考えたりしたこともある。歴史をたどる。名物を食べ歩く。絶景を見に行く。世界の祭りに行く。世界遺産を制覇する。でもね、どれもピンとこない。結局のところ、目的なんてないのよ。ただ、旅にでたいだけ。知らない場所にいって、歩きまわる。ただ、それだけ。ちょうどいい目的が見つからず、悩んだ末に、まんま素直に受け入れることにした。目的がなくても、歩いているうちに真髄が見えてくる日がくるかもしれない。

そんな風に思う。

そして、その人生の後悔をなんとかするために必要なこと

1.金

2.健康

3.柔軟性

4.旅を記録するためのブログと動画編集の技術

突き詰めて考えると、自分に必要なことが見えてきた気がする。行動あるのみ。

Let’s Go!

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